お役立ちコラム

実家の遺品整理で失敗しないためのポイント

実家の遺品整理は、多くの人にとって一生に一度の経験です。思い出が詰まった家を整理するのは精神的にも大きな負担になりがちで、計画を立てずに進めると時間やコストがかかりすぎたり、トラブルにつながることもあります。本記事では、実家の遺品整理をスムーズに進めるためのポイントを解説します。

 

1)遺品整理の目的を明確にする

遺品整理を始める前に、「どのような目的で整理をするのか」を明確にしましょう。目的が明確でないと、作業が進まず時間がかかってしまうことがあります。目的の例としては以下のようなものがあります。

 

実家を売却・賃貸に出すために整理する

形見分けをするために整理する

今後の管理をしやすくするために整理する

目的を決めることで、作業の優先順位を明確にし、スムーズに進めることができます。

 

2)早めに計画を立てる

遺品整理は想像以上に時間がかかる作業です。特に、仕事や家庭の都合で時間が限られている場合、計画なしで進めると負担が大きくなります。以下のステップで計画を立てると、効率的に進められます。

 

スケジュールを決める(1日で終わらせるのか、数回に分けるのか)

作業する人を決める(家族や親族、業者を依頼するかなど)

必要な道具を準備する(ゴミ袋、ダンボール、マーカーなど)

処分方法を確認する(自治体のルール、リサイクル業者など)

 

3)残すものと処分するものを分ける基準を決める

「何を残して、何を処分するか」の基準を事前に決めておくと、迷う時間を減らすことができます。たとえば、以下のようなルールを決めておくとスムーズです。

 

形見として残すもの(写真、手紙、貴金属など)

価値があるもの(骨董品、ブランド品、未使用品など)

処分するもの(壊れた家具、古い衣類、使わない家電など)

親族と意見が分かれそうなものは、事前に話し合って決めておくとトラブルを防げます。

 

4)形見分けは慎重に

形見分けは親族間でトラブルが起こりやすいポイントです。以下の点に注意して進めましょう。

 

分配方法を話し合う(全員が納得できる方法を考える)

価値の高いものは公平に分ける(売却して分配する方法も検討)

気持ちを尊重する(思い入れのあるものは譲り合いの精神で)

事前にリストアップし、話し合いの場を設けるとスムーズに進められます。

 

5)不用品の処分方法を確認する

遺品整理では大量の不用品が出るため、処分方法を事前に確認しておくことが重要です。

 

自治体の粗大ごみ回収を利用する(ルールや手数料を確認)

リサイクルショップや買取業者を利用する(価値のあるものは売却)

寄付できるものは寄付する(衣類や家具など)

遺品整理業者に依頼する(大量の処分が必要な場合)

処分方法を決めておくことで、スムーズに整理が進みます。

 

6)遺品整理業者を活用する

時間や労力を節約したい場合は、専門の遺品整理業者に依頼するのも一つの方法です。特に、以下のようなケースではプロの手を借りるとスムーズに進められます。

 

遠方に住んでいて頻繁に整理に行けない

大量の遺品があり、自分たちでは処理しきれない

貴重品や価値のあるものを適切に扱ってほしい

空き家の売却や管理の相談もしたい

業者に依頼する場合は、料金やサービス内容を比較し、信頼できる業者を選びましょう。

 

まとめ

実家の遺品整理は、精神的にも体力的にも負担の大きい作業ですが、事前に計画を立て、適切な方法で進めることでスムーズに終わらせることができます。目的を明確にし、必要な準備を整え、家族と協力しながら進めていきましょう。

 

当社では、全国対応で遺品整理をサポートしております。経験豊富なスタッフが、思い出の品を大切にしながら丁寧に整理をお手伝いします。どんな些細なことでも構いませんので、お気軽にご相談ください。

 

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モノフルの想い

高齢者が増え続ける昨今、どんどんと空き家が増えてゆき、それに比例して廃棄物の量も莫大に増えていきました。
創業して15年、1万件以上のお家のお片付けをさせていただく中、モノにはそれぞれの持ち主の生きた証が宿っているように思え、それらを”廃棄物”として処理するのは偲びない気持ちが生まれました。
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代表取締役 大坂 良太