ゴミ屋敷化した実家の遺品整理
実家がゴミ屋敷化してしまった場合、遺品整理はさらに大変な作業になります。長年放置された物が溜まり、どこから手をつければいいのか分からないことも多いでしょう。本記事では、ゴミ屋敷状態の実家の遺品整理をスムーズに進めるための方法をご紹介します。
1)まずは現状を把握する
遺品整理を始める前に、まずは実家の状況を冷静に把握しましょう。
どの程度ゴミが溜まっているのか
生活用品とゴミの割合
危険物(腐敗した食品、害虫、カビなど)の有無
無理に一気に片付けようとすると、体力的にも精神的にも大きな負担になります。まずは状況を確認し、計画を立てましょう。
2)必要な道具を準備する
ゴミ屋敷の遺品整理では、通常の片付け以上に準備が重要です。以下の道具を用意しておきましょう。
ゴミ袋(多めに)
作業用手袋(破損した物や汚れた物を扱うため)
マスク(ほこりやカビ対策)
消毒液・除菌シート
掃除道具(ほうき、掃除機など)
また、ゴミの分別ルールを事前に確認しておくと、スムーズに作業が進みます。
3)重要書類や貴重品の捜索
ゴミの中には、大切な書類や貴重品が埋もれている可能性があります。特に以下のようなものは、慎重に探しましょう。
銀行通帳・印鑑
不動産関係の書類
貴金属や現金
アルバムや手紙などの思い出の品
一見ゴミに見えるものの中にも、大切なものが紛れていることがあるため、丁寧に確認することが大切です。
4)分類して整理する
遺品整理を効率よく進めるために、以下のように分類すると作業がスムーズになります。
残すもの(形見や思い出の品)
売却できるもの(価値のある家具・家電・ブランド品など)
寄付できるもの(衣類や未使用品)
処分するもの(壊れた家具、使えない電化製品など)
このステップを踏むことで、ただ処分するだけでなく、有効活用できるものも見つかります。
5)不用品の処分方法を確認する
ゴミ屋敷状態の家では、大量の不用品が出るため、適切な処分方法を確認する必要があります。
自治体の粗大ごみ回収を利用する
不用品回収業者を活用する
リサイクルショップや買取業者に売却する
ゴミの量が多い場合は、一度に処分できる量や費用も考慮しながら進めましょう。
6)業者の力を借りる
ゴミ屋敷の遺品整理は、家族だけで行うのが難しい場合もあります。特に以下のようなケースでは、専門の業者に依頼するのがおすすめです。
作業する時間がない
害虫やカビが発生している
大量のゴミを一気に処分したい
遺品整理業者に依頼することで、短期間で効率よく整理を進めることができます。
まとめ
ゴミ屋敷化した実家の遺品整理は、計画的に進めることが大切です。現状を把握し、必要な道具を準備しながら、分類・整理していきましょう。大量のゴミの処分が必要な場合は、業者を活用することでスムーズに進めることができます。
当社では、ゴミ屋敷の遺品整理にも対応しております。専門のスタッフが迅速かつ丁寧に対応いたしますので、お困りの際はお気軽にご相談ください。
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