地方の一軒家を整理する際の注意点と費用の目安
高齢化や過疎化が進む中で、地方にある実家や親族の家の整理についてのご相談が増えています。特に、住む予定のない家を相続したり、将来的に売却や解体を考えている場合、早めの遺品整理が重要です。
今回は、地方の一軒家を整理する際の注意点と費用の目安について、わかりやすくご紹介します。
地方の一軒家ならではの整理の難しさ
地方の家を整理する場合、都市部とは異なる事情があります。
1)距離と移動コスト
遠方に住んでいるご家族が整理を行う場合、交通費や宿泊費がかかるうえ、何度も通うのは現実的ではありません。
2)荷物の量が多い
地方の家は敷地が広く、物置や納屋、離れなどがあるケースが多いです。長年使われずに残っている家財や農機具などが大量にあることも。
3)ご近所との関係性
長年住んでいた方の家は、地域とのつながりも深く、ご近所への配慮も必要です。整理作業中の騒音やトラックの出入りなどに注意しましょう。
整理を始める前に確認しておくべきこと
相続の名義変更は済んでいるか
不動産の名義がまだ故人のままの場合、処分や売却がスムーズに進みません。整理前に相続登記の確認をしましょう。
必要な物と処分品の区別
通帳や保険証書、不動産関係の書類など、処分してはいけないものも多くあります。仕分けには慎重さが求められます。
仏壇やお墓の扱いはどうするか
地方の家には仏壇があるケースが多いです。供養や魂抜きが必要なため、時間や手配の余裕をもって対応しましょう。
地方一軒家の遺品整理にかかる費用の目安
整理の費用は、間取りや荷物の量、搬出条件によって大きく変動します。以下はあくまで目安です。
間取り 費用の目安(税別) 所要時間
2LDK 約10〜20万円 半日〜1日
3LDK 約15〜30万円 1日〜2日
4LDK以上 約25〜50万円 2日〜3日以上
※物置や離れ、屋外の不用品が多い場合は別途料金がかかることがあります。
※交通費・供養費用・買取・リサイクル料などが追加になるケースもあります。
専門業者に依頼するメリット
立ち会いなしでも対応可能(遠方からの依頼でもOK)
仕分け・搬出・清掃まで一括対応
仏壇供養や不用品買取にも対応可能
貴重品や書類の捜索もプロの視点で安心
信頼できる業者に依頼すれば、無駄な費用を抑えつつ、時間と労力の負担を大幅に減らすことができます。
まとめ
地方の一軒家は、放置すると空き家化による倒壊・火災・害虫被害などのリスクが高まります。
遠方だからこそ、早めに信頼できるパートナーと連携し、計画的に整理を進めることが大切です。地方の一軒家こそ、早めの整理がカギ!
当社では、日本全国や、地方の一軒家整理にも多数の実績がございます。
遠方からのご相談や立ち会い不要の整理も対応しておりますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。
高齢者が増え続ける昨今、どんどんと空き家が増えてゆき、それに比例して廃棄物の量も莫大に増えていきました。
創業して15年、1万件以上のお家のお片付けをさせていただく中、モノにはそれぞれの持ち主の生きた証が宿っているように思え、それらを”廃棄物”として処理するのは偲びない気持ちが生まれました。
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代表取締役 大坂 良太