親御さんなどが亡くなられたあと、実家を相続し「売却を予定している」という方は少なくありません。

しかし、売却前には必ず“遺品整理”が必要であり、ここでつまずいてしまうケースも多く見られます。

 

この記事では、不動産売却をスムーズに進めるための「遺品整理の進め方」や注意点、当社のサポート内容をご紹介します。

 

なぜ、売却前に遺品整理が必要なのか？

不動産を売却するには、一般的に以下のような状態が求められます。

 

・家の中が空っぽになっている（残置物がない）

・内覧時に買い手が入れる状態である

・遺品や私物によるトラブルが起きない状態

 

つまり、遺品や家具・家電が残っていると、売却手続きや内覧に進めないのです。

また、「遺品が残ったままの状態」で売却すると、不動産業者に買い取り価格を下げられる要因にもなります。

 

スムーズに売却するための遺品整理のコツ

まずは「相続登記」を済ませる

家を売るには、所有者名義を相続人に変更する必要があります。

これを相続登記と呼び、法務局での手続きが必要です。

 

登記が済んでいないと、遺品整理を進めても売却そのものが進められません。

そのため、まずは司法書士などに相談し、名義変更を済ませておきましょう。

 

「残す物」と「処分する物」の仕分けを明確に

家の中にある物のすべてが不要というわけではありません。

家族で形見にする物、写真や貴重品、思い出の品などは、早めに確認・持ち出しておくことが大切です。

 

仕分けのポイント

金銭・通帳・印鑑・保険証券などの貴重品

写真・手紙・アルバムなど思い出の品

売却や買取が可能な物（骨董品、ブランド品、仏壇など）

当社では、こうした大切な物の選別作業も丁寧にサポートしています。

 

家具・家電は「残置物」になる前に処分を

使っていない家具・家電がそのまま残っていると、不動産会社から「残置物撤去の費用」を請求されることがあります。

 

スムーズな売却のためには、家の中を空にすることが最優先事項です。

 

・大型家具・家電の処分や搬出

・リサイクル・再利用品の買取対応

・仏壇や供養品の丁寧な対応

 

当社では、すべて一括で対応可能です。

 

清掃や修繕も視野に

買い手に好印象を与えるには、「清掃された空き家」であることも大切です。

長年人が住んでいた家では、カビ・ホコリ・ニオイ・水回りの劣化などが見られることも。

 

必要に応じて：ハウスクリーニング・消臭・脱臭作業

 

も検討すると、査定額が上がる可能性もあります。

当社では提携業者との連携も可能です。

 

不動産業者との連携が鍵

不動産業者に依頼するタイミングや、内覧希望日などが決まっている場合は、整理スケジュールの調整が必要です。

 

「いつまでに空き家にしたいのか」

「どの程度きれいにしたいのか」

「鍵はいつ返却すべきか」

 

などを把握したうえで、整理の順序や段取りを立てていくことが重要です。

 

まとめ

家の売却と遺品整理は、どちらも人生の大きな節目に関わる作業です。

その2つが同時に発生すると、何から手をつければいいか分からず、悩んでしまう方も多くいらっしゃいます。

 

当社では、お客様のご希望や売却スケジュールに合わせ、無駄なく・丁寧に・心を込めてサポートいたします。まずはお気軽にご相談ください。