お役立ちコラム

仏壇の供養と買取の正しい順序とは

家の片付けや遺品整理をしていると、誰もが一度は直面する「仏壇、どうしよう…」という悩み。

 

「捨てていいものなの?」「買い取ってもらえるって聞いたけど…バチが当たらない?」

そんな不安を抱えている方、実はとても多いんです。

 

今回は、仏壇の正しい手放し方、供養の順序、そして買取の流れについて、わかりやすくお話しします。

 

仏壇を「売る」のは悪いこと?

まず結論からお伝えすると、仏壇を売ること自体に問題はありません。

最近では、使わなくなった仏壇を専門の業者が買取り、必要な供養を行ったうえで再利用するケースも増えています。

 

ただし、「ご先祖様が祀られていた場所」だからこそ、気持ちの整理と正しい手順を踏むことが大切なんです。

 

売却前に必要なのは「魂抜き(たましいぬき)」

仏壇は、単なる家具ではなく「ご先祖様の拠り所」として扱われてきました。

そのため、処分や売却の前には「魂抜き」と呼ばれる儀式を行うのが一般的です。

 

これは僧侶に読経してもらい、仏壇に宿っている魂を抜くというもの。

宗派や地域によって呼び方はさまざま(「閉眼供養」「お性根抜き」など)ですが、意味合いは同じです。

 

供養を済ませた仏壇は、「ただの木製家具」として扱うことができ、買取や処分の対象になります。

 

供養 → 買取 の正しい流れ

菩提寺(付き合いのあるお寺)に相談する

 → 魂抜きの供養を依頼する。

 → 費用は数千円~2万円前後が一般的。

 

供養終了後に業者へ査定依頼をする

 → 仏壇の大きさ・状態・材質(黒檀・紫檀など)で買取価格が変動。

 → 魂抜き済みであることを伝えるとスムーズ。

 

買取 or 処分を選ぶ

 → 状態がよければ再販・リユースされることも。

 → 売れない仏壇は、供養後であれば粗大ごみや仏具専門業者による処分が可能。

 

よくある質問

  1. 仏壇の中の仏具や位牌も売れるの?

→ 仏具の一部(香炉・燭台・リンなど)は買取可能なことも。ただし、位牌は基本的に供養・処分が必要です。

 

  1. 古い仏壇でも売れる?

→ 傷みが少なければOK。特に「伝統型の大型仏壇」や「銘木使用」のものは価値が出やすいです。

 

心を込めた手放し方を

仏壇の整理は、「モノの処分」ではなく「心の区切り」でもあります。

 

ご先祖様への感謝を忘れず、正しい手順で供養を行ったうえでの買取は、

決して失礼なことではありませんし、むしろ丁寧な向き合い方だといえるでしょう。

 

仏壇の供養・買取でお悩みの方へ

私たちは、仏壇の供養から回収・買取までを一括でサポートしています。

 

「どうやって供養をすればいいかわからない」

「大きな仏壇を運び出すのが難しい」

「買取できるかどうかをまず見てほしい」

 

そんな時は、どうぞお気軽にご相談ください。

遺品整理士や仏壇供養の専門スタッフが、あなたの気持ちに寄り添って丁寧にご案内いたします。

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モノフルの想い

高齢者が増え続ける昨今、どんどんと空き家が増えてゆき、それに比例して廃棄物の量も莫大に増えていきました。
創業して15年、1万件以上のお家のお片付けをさせていただく中、モノにはそれぞれの持ち主の生きた証が宿っているように思え、それらを”廃棄物”として処理するのは偲びない気持ちが生まれました。
この生きた証たちを次の価値に変えることは出来ないのか?
そして廃棄物を減らすことは出来ないのか?
そんな中、海外にはこれらを待ち望んでいる人たちがいる事に気付きました。1つでも、誰かの思い出を次の思い出に変えたい。そんな想いから、廃棄するのではなく必要とする誰かに届けることで、社会貢献を目指すために、このモノフルをはじめました。
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代表取締役 大坂 良太