古い仏壇を処分するときの注意点
「もう使っていない仏壇があるけど、どうしたらいいのかわからない」
「古いから捨てるしかないのかな…?」
そんなお悩み、実はとてもよく聞きます。
仏壇はご先祖様を祀る大切な場所だったからこそ、処分となると迷ってしまいますよね。
今回は、古い仏壇でも買取してもらえるケースや、処分前に気をつけたいポイントについてわかりやすくご紹介します。
古い仏壇でも「買取できる」ことがあります
「もうボロボロだし、どうせ売れないでしょ…」と思われがちですが、
実は古い仏壇でも価値があるものは意外と多いんです。
たとえば…
黒檀(こくたん)や紫檀(したん)などの高級木材を使用している
職人による手作りで細部までこだわりがある
大きなサイズの伝統型仏壇で、状態が比較的良好
このような場合は、専門業者が買取対象として扱うことがあります。
特に地方で使われていた大きめの仏壇は、今でも需要があるんです。
こんな仏壇は買取が難しい場合も…
もちろん、どんな仏壇でも買取できるわけではありません。
たとえば、
強い汚れやカビ、損傷が激しい場合
中身(仏具・飾りなど)が一部欠損している
既製品で量産された比較的新しいタイプ(低価格帯)
こうしたケースでは、残念ながら処分扱いになる可能性があります。
でも大丈夫。供養や処分も含めて対応してくれる業者に依頼すれば、
「捨てるのが忍びない」というお気持ちにも配慮した形で整理ができます。
買取前にしておくべきこと
仏壇を買取に出す前に、必ず行っておきたいのが「魂抜き(たましいぬき)」と呼ばれる儀式です。
これは仏壇からご先祖様の魂を抜くもので、「閉眼供養」や「お性根抜き」とも言われます。
僧侶にお経をあげていただくことで、仏壇は“祈りの場所”から“ただの家具”として扱えるようになります。
この供養を済ませたうえで買取や処分を進めるのが、もっとも丁寧なやり方です。
運び出しが難しいときは?
「仏壇が大きくて動かせない」「高齢で搬出できない」
そんな時こそ、出張査定や回収サービスを利用しましょう。
最近は、供養+買取+運搬を一括で請け負ってくれる業者も増えています。
特に仏壇専門の買取業者や遺品整理士が在籍する会社なら、安心して任せられますよ。
処分=終わりじゃない。気持ちに寄り添った整理を
仏壇の処分は、単なる「不要品の片づけ」とは少し違います。
それは、家族の歴史や思い出と向き合う、大切な“区切りの時間”でもあります。
「きちんと整理して、次のステップに進みたい」
そう思ったときが、行動するタイミングです。
仏壇の買取・処分でお困りの方へ
私たちは、仏壇の供養から買取・処分までをトータルでお手伝いしています。
「古くて売れないかも…」という仏壇でも、状態を拝見した上で買取査定が可能です。
また、供養や、運び出しの作業もすべてお任せいただけます。
「どうしたらいいか分からない」と思ったときこそ、ぜひ一度ご相談ください。
心を込めて、あなたの「丁寧な仏壇整理」をサポートいたします。
高齢者が増え続ける昨今、どんどんと空き家が増えてゆき、それに比例して廃棄物の量も莫大に増えていきました。
創業して15年、1万件以上のお家のお片付けをさせていただく中、モノにはそれぞれの持ち主の生きた証が宿っているように思え、それらを”廃棄物”として処理するのは偲びない気持ちが生まれました。
この生きた証たちを次の価値に変えることは出来ないのか?
そして廃棄物を減らすことは出来ないのか?
そんな中、海外にはこれらを待ち望んでいる人たちがいる事に気付きました。1つでも、誰かの思い出を次の思い出に変えたい。そんな想いから、廃棄するのではなく必要とする誰かに届けることで、社会貢献を目指すために、このモノフルをはじめました。
皆さんの生きた証を、次の持ち主にバトンするために。1件でも多くの家財整理を我々にお任せください。
代表取締役 大坂 良太