仏壇を買取してもらう前に確認すべき3つのポイント
家の整理や引越し、遺品整理の際に、仏壇の処分に悩む方は多いものです。
その中で「買取できるならお願いしたい」と思う一方、
**「そもそも仏壇って売れるの?」「何を準備すればいいの?」**と迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
この記事では、仏壇を買取に出す前に確認しておきたい3つの重要なポイントを分かりやすく解説します。
仏壇の状態と種類をチェックしよう
仏壇の買取可否は、「状態」と「種類」に大きく左右されます。
状態の確認
傷・シミ・部品の欠損がないか
扉や引き出しの開閉がスムーズか
ホコリや汚れがないか(軽く清掃しておくと印象UP)
丸種類・サイズ
家具調(モダン仏壇)やコンパクト仏壇は需要あり
大型の伝統仏壇(黒檀・紫檀など)は、状態が良ければ価値がある場合も
古くても保存状態が良ければ査定対象になることがありますので、「どうせダメだろう」と諦めず、まずは写真を撮って相談してみましょう。
お性根抜き(魂抜き)は済んでいるか?
仏壇には、ご本尊や位牌など「魂が宿っている」とされるものが安置されています。
そのため、売却や処分の前に「お性根抜き(魂抜き)」を行うのが基本的なマナーです。
これは菩提寺や僧侶にお願いするか、仏壇専門業者や遺品整理業者が手配できる場合もあります。
お性根抜きが済んでいない仏壇は、業者によっては引き取りを断られることもあるので注意が必要です。
買取か、供養+処分か?事前に見極めを
実は、仏壇の買取はそれほど件数が多くありません。
なぜなら、「再販売できる仏壇」に限りがあるためです。
特に以下のようなケースは、買取よりも供養・処分になる可能性が高いです:
年代が古く、劣化が進んでいる
大型で搬出・再利用が難しい
地域限定の仕様(宗派や作り)になっている
こうした場合は、無理に買取にこだわらず、処分費用がかかる前提で検討した方がスムーズです。
供養と処分を一括で対応してくれる業者を選ぶと安心です。
まとめ
売れるかどうかは、冷静な判断と事前チェックから
仏壇は大切なものである一方、状況によっては買取できないこともあります。
まずは下記の3点を確認しておきましょう:
仏壇の状態や種類は買取対象になりそうか
魂抜き(お性根抜き)は済んでいるか
査定だけでなく、供養や処分も視野に入れること
仏壇の査定や供養、処分に関するお悩みがあれば、当社までお気軽にご相談ください。
ご自宅の状況に合わせて、最適な対応をご案内いたします。
高齢者が増え続ける昨今、どんどんと空き家が増えてゆき、それに比例して廃棄物の量も莫大に増えていきました。
創業して15年、1万件以上のお家のお片付けをさせていただく中、モノにはそれぞれの持ち主の生きた証が宿っているように思え、それらを”廃棄物”として処理するのは偲びない気持ちが生まれました。
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代表取締役 大坂 良太