お役立ちコラム

古い仏壇の処分を判断するポイントとは

ご先祖様を供養する大切な仏壇ですが、長い年月が経つと傷みや劣化が目立ってきます。そんな時、「修理して使い続けるべきか、それとも処分すべきか」と迷う方も多いのではないでしょうか。本記事では、古い仏壇の判断ポイントと、プロによる対応例をご紹介します。

 

1)修理を検討すべきケース

仏壇には木材や漆、金箔など繊細な素材が使われており、専門の技術で修復が可能です。以下のような場合は、修理を選択する価値があります。

 

・家族にとって代々受け継がれてきた大切な仏壇

・傷みはあるが、構造はしっかりしている

・再塗装や金箔の修復で美しさを取り戻せる

・宗派やご本尊に合った仏壇を引き続き使用したい

 

修理によって新品同様に蘇ることも多く、思い出をそのまま未来へつなげることができます。

 

2)処分を検討すべきケース

一方で、次のような場合は処分を考えた方が良いこともあります。

 

・木材が腐食しており修理が困難

・サイズが大きすぎて現代の住環境に合わない

・継承する人がいない、または新しい仏壇へ移行したい

・修理費用が高額で、処分・買い替えの方が合理的

 

処分する際は、必ず「閉眼供養(魂抜き)」を行い、仏壇をただの家具に戻してから廃棄や引き取りを依頼するのが基本です。

 

3)プロの対応例

仏壇の修理や処分には、専門の業者に相談するのが安心です。

 

修理の場合:漆や金箔の補修、木部の組み直し、扉や引き出しの修繕などを行い、見違えるほど美しく甦らせる。

 

処分の場合:僧侶による供養を手配し、仏壇の引き取りから廃棄まで一括対応。仏具や位牌の取り扱いについてもアドバイスしてもらえる。

 

買取の可能性:状態や材質によっては、買取ができる場合もあります。

 

まとめ

古い仏壇は「修理すべきか」「処分すべきか」を一人で判断するのは難しいものです。大切なのは、ご先祖様への敬意を持ちつつ、家族の暮らしに合った形を選ぶことです。

 

当社では、仏壇の修理・供養・処分・買取まで幅広く対応しております。ご事情に合わせて最適な方法をご提案いたしますので、どうぞお気軽にご相談ください。

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モノフルの想い

高齢者が増え続ける昨今、どんどんと空き家が増えてゆき、それに比例して廃棄物の量も莫大に増えていきました。
創業して15年、1万件以上のお家のお片付けをさせていただく中、モノにはそれぞれの持ち主の生きた証が宿っているように思え、それらを”廃棄物”として処理するのは偲びない気持ちが生まれました。
この生きた証たちを次の価値に変えることは出来ないのか?
そして廃棄物を減らすことは出来ないのか?
そんな中、海外にはこれらを待ち望んでいる人たちがいる事に気付きました。1つでも、誰かの思い出を次の思い出に変えたい。そんな想いから、廃棄するのではなく必要とする誰かに届けることで、社会貢献を目指すために、このモノフルをはじめました。
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代表取締役 大坂 良太