お役立ちコラム

遺品整理の現場から学ぶ、後悔しない整理方法

遺品整理は「やらなければいけない」と頭では分かっていても、いざ作業を始めると想像以上に心の負担が大きいものです。

実際の現場では、「もっと丁寧に見ればよかった」「急いで捨ててしまって後悔している」という声も少なくありません。

 

今回は、遺品整理の現場で見えてくる“後悔しないための整理方法”を、プロの視点から分かりやすくまとめました。

 

1)すぐに手をつけない。心の準備が整ってから進める

遺品整理で一番大切なのは、“無理に急がないこと”。

気持ちが整理できていないまま作業を始めてしまうと、

 

判断が適当になる

感情が揺れて前に進めない

捨てたあとに後悔する

 

といったことが起こりやすくなります。

 

もし時間に余裕があるなら、まずは気持ちを落ち着かせることから始めましょう。

 

2)写真・手紙・アルバムは最後に触れる

現場でもっとも多い“手が止まる瞬間”が、思い出の品に触れたときです。

写真や手紙は想像以上に感情を揺さぶります。

 

そのため、遺品整理では

「思い出の品は必ず最後に扱う」

という手順が非常に効果的です。

 

先に日用品や衣類など、比較的判断しやすい品から進めることで、後悔を防ぎながらスムーズに進行できます。

 

3)判断に迷うものは無理に処分しない

遺品整理中に出てくる「これは…どうしよう?」という品。

この迷いは自然なことです。

 

現場では、

 

一旦“保留ボックス”を作る

時間をおいて再度向き合う

 

という方法をよく取り入れています。

 

その場の勢いで捨ててしまうよりも、後から冷静に判断したほうが後悔が残りにくくなります。

 

4)価値が分からない物は、専門家に見てもらう

実際の現場では、「これ捨てようと思っていたけど、高く買取された」というケースが非常に多くあります。

 

特に価値が分かりにくいのが、

仏壇・仏具

骨董品

着物

古い硬貨や記念品

などです。

 

思わぬ価値があることも珍しくありませんので、判断に迷うものは査定を受けることをおすすめします。

 

5)一人で抱え込まないことが、後悔のない整理につながる

遺品整理は、

 

体力

精神力

判断力

のすべてが必要になるため、一人で抱え込むと大きな負担になります。

 

家族と分担することはもちろん、専門業者に一部だけ依頼する“部分サポート”も有効です。

無理をしないことが、後悔しない整理の一番のポイントです。

 

まとめ:遺品整理は「丁寧に進めること」がもっとも大切

遺品整理の現場でよく聞く後悔の多くは、“焦った結果、大切なものを見落とした”

というもの。

 

以下のポイントを意識するだけで、後悔のリスクは大幅に減ります。

 

気持ちの整理がついてから始める

思い出の品は最後に

迷ったものは無理に捨てない

価値の分からない物は査定へ

一人で抱え込まない

 

遺品整理は、故人を大切に思う気持ちの表れです。

ゆっくり、丁寧に、無理のない方法で進めていきましょう。

 

遺品整理でお悩みの際は、いつでもご相談ください

 

作業の進め方に迷ったり、判断が難しい場面が出てきたら、いつでもお力になります。

状況に寄り添いながら、最適なサポートをご提案いたしますので、どうぞ遠慮なくお問い合わせください。

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モノフルの想い

高齢者が増え続ける昨今、どんどんと空き家が増えてゆき、それに比例して廃棄物の量も莫大に増えていきました。
創業して15年、1万件以上のお家のお片付けをさせていただく中、モノにはそれぞれの持ち主の生きた証が宿っているように思え、それらを”廃棄物”として処理するのは偲びない気持ちが生まれました。
この生きた証たちを次の価値に変えることは出来ないのか?
そして廃棄物を減らすことは出来ないのか?
そんな中、海外にはこれらを待ち望んでいる人たちがいる事に気付きました。1つでも、誰かの思い出を次の思い出に変えたい。そんな想いから、廃棄するのではなく必要とする誰かに届けることで、社会貢献を目指すために、このモノフルをはじめました。
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代表取締役 大坂 良太