お役立ちコラム

未来につながる生前整理のアイデア

生前整理は「物を減らす作業」というイメージが強いですが、本来は “大切なものを未来に残すための準備” でもあります。

 

自分の思いを込めた品や、家族に引き継ぎたいものを整理しておくことで、ご家族への負担を減らすだけでなく、あなた自身の想いをしっかりと届けることができます。

 

今回は、ただ捨てるのではなく、未来につながる生前整理のアイデアをご紹介します。

 

1)ストーリーと一緒に残す「思い出ボックス」を作る

家族が受け取ったとき、品物だけが残っていても「なぜ大切だったのか」が分からないことがあります。

そこでおすすめなのが 「思い出ボックス」。

 

写真

手紙

古いアルバム

自分の人生で大切だった小物

 

などをひとつの箱にまとめ、「この品にどんな思いがあるのか」をメモとして添えておきます。

 

こうすることで、品物の価値だけでなく、想いまでしっかり受け継ぐことができます。

 

2)デジタル化を活用して“かさばらずに残す”

写真・書類・日記・作品など、捨てられないものは多くても、保管スペースには限りがあります。

そこで活用したいのが デジタル化。

 

アルバム → スキャンしてデータ化

手紙 → 画像として保存

子どもの作品 → 写真で記録

 

データとして残すことで、家族も共有しやすく、物として残すよりも負担がかかりません。

 

3)未来の家族への「メッセージノート」を作る

生前整理の現場でも、「あの時、もっと話しておけばよかった」と後悔するご家族は少なくありません。

 

そこでおすすめしたいのが “自分の思いを綴るメッセージノート”。

 

人生で大切にしてきたこと

家族への感謝

写真やエピソード

残したい言葉

 

何でも構いません。

 

物以上に“言葉”は家族の支えになることが多く、未来への最高の贈り物になります。

 

4)引き継ぐ相手を具体的に決めておく

大切な物でも、誰が引き継ぐかが曖昧なまま残してしまうと、家族が困るケースが非常に多いです。

 

以下のように、具体的に決めておくとスムーズです。

 

宝飾品 → 娘へ

写真 → 家族全体へ共有データに

仏壇 → 長男に相談

趣味の品 → 欲しがっている親族へ

 

「なぜその人に渡したいのか」を伝えておくと、より納得感のある引き継ぎになります。

 

5)価値のある品は早めに査定し、記録を残す

骨董品や着物、ブランド品など、価値があるかどうか分からない物は、生前のうちに一度査定しておくのがおすすめ。

 

市場価値を把握しておくことで、

家族が困らない

誤って処分されるのを防げる

遺品整理の負担が減る

 

といったメリットがあります。

 

査定結果をメモして残すと、さらに親切です。

 

6)“捨てる・残す”ではなく“未来に託す”という視点で

生前整理は「減らす作業」ではなく、未来の家族にとって価値のあるものを選び取る作業です。

 

大切な思い

ストーリー

言葉

写真

残したい品

 

これらを丁寧に見つめ直すことで、あなたの人生の軌跡を、未来の家族へと残すことができます。

 

生前整理に迷ったら、どうぞ気軽にご相談ください

 

「何から始めたらいいか分からない」「自分では判断しきれない」という場合は、いつでもお手伝いできます。

ご希望に合わせて、無理のない形で進められるようサポートいたしますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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モノフルの想い

高齢者が増え続ける昨今、どんどんと空き家が増えてゆき、それに比例して廃棄物の量も莫大に増えていきました。
創業して15年、1万件以上のお家のお片付けをさせていただく中、モノにはそれぞれの持ち主の生きた証が宿っているように思え、それらを”廃棄物”として処理するのは偲びない気持ちが生まれました。
この生きた証たちを次の価値に変えることは出来ないのか?
そして廃棄物を減らすことは出来ないのか?
そんな中、海外にはこれらを待ち望んでいる人たちがいる事に気付きました。1つでも、誰かの思い出を次の思い出に変えたい。そんな想いから、廃棄するのではなく必要とする誰かに届けることで、社会貢献を目指すために、このモノフルをはじめました。
皆さんの生きた証を、次の持ち主にバトンするために。1件でも多くの家財整理を我々にお任せください。

代表取締役 大坂 良太