
親の遺品整理で迷わない!必要な手順と心構え
親御さんが残された遺品を整理することは、ただの片付けではありません。
想い出と向き合いながら、必要な判断を一つずつ進めていく、とても繊細な作業です。
しかし、初めて遺品整理に向き合う人がほとんどで、
「何から始めればいいのかわからない」
「判断できず手が止まってしまう」
という声も多く聞かれます。
今回は、親の遺品整理で迷わないための“基本の手順”と“心の準備”についてまとめました。
遺品整理でまず押さえておくべき手順
1)親族で話し合い、全体の方針を決める
遺品整理は、一人で勝手に進めてしまうとトラブルの元になりがちです。
まずは兄弟や親族と以下を共有しましょう。
いつ整理を行うか
誰が主導して進めるか
貴重品や形見の扱いはどうするか
最初に方向性を決めることで後々の迷いが減ります。
2)貴重品を最優先で確認する
遺品整理では、以下のような貴重品を最初に探し、分けて管理します。
通帳、印鑑
保険証券、契約書類
不動産関連の書類
現金、貴金属、重要な鍵
これらは相続手続きに関わるため、早めの確認が必要です。
3)家具・家電・生活用品を分類する
生活用品は量が多く、判断も大変です。
分類はシンプルに「残す/リユース・売却/処分」の3つに分けると作業が進みやすくなります。
状態の良い家電や家具はリサイクルショップや専門業者で買い取られる可能性もあります。
4)思い出の品の扱いは慎重に
写真、手紙、趣味の品などは感情が揺れやすく、手が止まりがちな部分です。
無理に急がず、時間をかけて向き合って大丈夫です。
どうしても判断できないものは「保留箱」を作ると負担が軽くなります。
親の遺品整理で大切にしたい心構え
1)“正解はひとつではない”と知る
遺品整理には決まった正解がありません。
残すものも、手放すものも、家庭によって事情や価値観が異なります。
自分たちにとって納得できる判断こそが、一番の正解です。
2)思い出は“形”だけではない
写真や品物は親との思い出を呼び起こしてくれる大切なものですが、
形を手放しても記憶が消えるわけではありません。
写真をデータ化したり、数枚だけ残すといった方法も心の負担を軽減してくれます。
3)無理をせず、必要ならプロを頼る
特に一軒家まるごとの整理は、想像以上の労力が必要です。
作業中に体調を崩す方も少なくありません。
専門業者を頼ることは「自分でできなかった」ということではなく、
大切な思い出を丁寧に整理するための賢い選択です。
後悔しないために、ゆっくりでも“前に進めること”が大切
遺品整理は、気持ちの整理でもあります。
焦らず、無理せず、家族と協力しながら進めていくことで
「やってよかった」と思える整理になります。
遺品整理でお困りの際は、どうぞ気軽にお声がけください
「自分たちだけでは大変そう」「何から始めればいいかわからない」
そんなときは、専門スタッフが寄り添ってサポートいたします。
状況に合わせた最適な整理方法をご提案しますので、お気軽にご相談くださいませ。
高齢者が増え続ける昨今、どんどんと空き家が増えてゆき、それに比例して廃棄物の量も莫大に増えていきました。
創業して15年、1万件以上のお家のお片付けをさせていただく中、モノにはそれぞれの持ち主の生きた証が宿っているように思え、それらを”廃棄物”として処理するのは偲びない気持ちが生まれました。
この生きた証たちを次の価値に変えることは出来ないのか?
そして廃棄物を減らすことは出来ないのか?
そんな中、海外にはこれらを待ち望んでいる人たちがいる事に気付きました。1つでも、誰かの思い出を次の思い出に変えたい。そんな想いから、廃棄するのではなく必要とする誰かに届けることで、社会貢献を目指すために、このモノフルをはじめました。
皆さんの生きた証を、次の持ち主にバトンするために。1件でも多くの家財整理を我々にお任せください。
代表取締役 大坂 良太





