お役立ちコラム

生前整理を家族と一緒に進めるための3つのポイント

生前整理は「自分のための整理」であると同時に、家族の負担を軽くし、未来の安心をつくるための大切な作業です。

 

しかし、家族と一緒に進めようとすると、価値観の違いや感情の動きもあり、思うように進まなかったり、気を遣いすぎてしまうこともあります。

 

そこで今回は、家族と無理なく生前整理を進めるための“3つの大切なポイント”をご紹介します。

 

1)家族の「目的」や「期待」を最初に共有する

生前整理は目的が曖昧なまま始めると、「どこまで片付けるのか」「何を残すべきか」で意見がぶつかりがちです。

 

まずは以下の点を話し合っておきましょう。

 

生前整理を始めたい理由

どこまで整理したいか(衣類だけ、家の中全部…など)

家族に協力してほしいこと

逆に、干渉してほしくない部分

 

最初に方向性を合わせておくことで、途中の迷いやストレスを大幅に減らせます。

 

2)思い出の品は“家族の気持ち”を尊重しながら進める

思い出の品は、生前整理でもっとも慎重に扱うべき領域です。

 

親にとっては大切な品でも、子どもには価値がわからないものもあります。

反対に、家族には残してほしいものがあるかもしれません。

 

そんなときは次のように進めるのがおすすめです。

 

すぐに決めず「保留ボックス」をつくる

年1回など見直すタイミングを決める

データ化・写真撮影など、思い出を残す別の方法も検討する

 

形を手放しても、思い出まで消えるわけではありません。

家族の気持ちを大切にしながら、一歩ずつ進めていきましょう。

 

3)負担が偏らないように、作業を分担する

生前整理は量が多いほど、体力も時間も必要になります。

一人に負担が集中すると不満が生まれたり、途中で投げ出したくなったりすることも。

 

そんなトラブルを避けるために、

役割分担を決めるのが効果的です。

 

たとえば…

 

書類の整理 → 誰が担当するか

家具や家電の処分方法の手配 → 誰が担当するか

写真・データ整理 → デジタルに強い家族が担当

業者とのやり取り → 誰が窓口になるか

 

得意なことを生かした分担をすると、スムーズに進みます。

 

家族と進める生前整理は「これからの人生を整える時間」

生前整理は“終わりの準備”というより、これからの暮らしを軽くし、家族の心につながりを生むプロセスです。

 

ゆっくりでも、一つひとつ決断していくことで

「やってよかった」

と思える整理になります。

 

焦らず、楽しむ気持ちも大切にしながら進めてみてください。

 

生前整理で迷うことがあれば、いつでもご相談ください

 

「家族で進めるのが難しい」

「どこから手をつければいいのかわからない」

 

そんなときは、専門家が心に寄り添いながらサポートいたします。

状況に合わせた最適な方法をご提案いたしますので、どうぞ遠慮なくお問い合わせください。

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モノフルの想い

高齢者が増え続ける昨今、どんどんと空き家が増えてゆき、それに比例して廃棄物の量も莫大に増えていきました。
創業して15年、1万件以上のお家のお片付けをさせていただく中、モノにはそれぞれの持ち主の生きた証が宿っているように思え、それらを”廃棄物”として処理するのは偲びない気持ちが生まれました。
この生きた証たちを次の価値に変えることは出来ないのか?
そして廃棄物を減らすことは出来ないのか?
そんな中、海外にはこれらを待ち望んでいる人たちがいる事に気付きました。1つでも、誰かの思い出を次の思い出に変えたい。そんな想いから、廃棄するのではなく必要とする誰かに届けることで、社会貢献を目指すために、このモノフルをはじめました。
皆さんの生きた証を、次の持ち主にバトンするために。1件でも多くの家財整理を我々にお任せください。

代表取締役 大坂 良太